ADHDのお金の管理 パート①
そろそろ支払いの時期ですね。お金の管理とても苦手です。
ちゃんとやろうと思っていてもなかなか難しいです。
お金の管理は苦手な数字が絡んでくることもありイライラしてしまうことも
多いです。
”督促状” ”残高不足” こんな言葉と関係ない人になりたい。
「一体いま自分はいくらもっていていくら払わなければならないのか?」
「自由に使えるお金はどのくらい?」
「このお金って何に使ったんだろう!」
今回はそんなお金にまつわるイライラ、面倒を解消する方法についてです。
以前に書きました。ADHDの時短について↓
記事の主旨は・・・
【やらなくていいことをみつけだしとにかくやらない】でした。
それを踏まえて「お金の管理」でやらなくていいことにスポットを当てます。
【私なりにいろいろなお金にまつわる本を読み、実践し、失敗した結論】
①口座やお金は分けないほうが全然よかった!
→貯金本でよくでてくる「貯蓄用」「緊急用」「生活費用」「自由費」にわける
というやり方。何年も実践しました。結果。貯金??難しさを極めました。逆に。
なぜって、こんなに複数の口座を管理することがそもそも難しいからです。
ADHDにとって「管理すること」はかなり苦手分野です。
ちなみに複数にわけるとこんな事態になりました↓
・どの口座にいくらはいってるか全然わからない
・口座にいくらあるかみるのにいちいちパスワードとIDを入力しないと
ならないがしかし数がおおいので覚えられずメモが必要
=メモの管理が必要。
・あの口座にいくら足りなかった!がしばしば(計算、予測が苦手)
・複数の口座をチェックするのでとにかく時間がかかる
・どの口座がどの用途だったか次第に混乱しはじめる
かなりストレスがたまり、時間がかかる割にお金の把握が難しかった。
マルチタスクが苦手な人には絶対におすすめできません。
ただでさえ苦手な分野なのに、その数が増えたら苦痛を感じるに決まっています。
だからまず・・・・
STEP1 口座は1~2つだけにした
<結果>
・シンプルになってストレスが減った
・月末にイライラしたり憂鬱にならなくて済む
・残高不足で引き落としができないことが減った
・パスワードも記憶できる数になったのでいちいちメモがいらなくなった
・チェックする口座が少ないのでかかる時間が少なくすぐ終わる
・何がどこと気にしなくてよくなったので分ける手間自体なくなった
まずこれでだいぶお金の管理(特に把握)に使っていた無駄な時間が減りました。
収納でもそうですがお金に関しても一般的な方法はあまり合わないと感じました。
いくつものことを同時にすることが苦手な人にとって「複数に分けたり」
「カテゴライズすること」は鬼門のようです。
自分自身が管理、把握できる数は自分が思うよりずっと少なかったです。
正直、手を出してはいけない領域だと感じました。
しかし、まだこれは第1段階。
普通に生活していればただお金を口座に置いておくだけではありません。
毎月の「支払い」というステップがまだ残っています。
①請求書での現金払い=←忘れない方法発見したのでOK
②クレジットカード←忘れようがない(職と口座残高があれば一応大丈夫)
③引き落とし←口座を減らすことでほぼ解決できた(↑に同じ)
④振り込み ←一番難しい。目に見えないし、日付、金額の把握が必要。
さらにその日までお金を残しておく計画性。
支払いに関しては勝手にしてくれる引き落としやクレカと違い
自分で覚えていないとならない請求書や振り込みなどは難易度が高いです。
どうしたら「振り込み」「請求書払い」がきちんと
できるんだろう??
次回はこの問題を解決します。
パート②につづく・・・・