コンサータ1日目 人生で一番の衝撃をうけた日
当時、驚きのあまり書きなぐったメモをそのまま載せます。
8時半服用。 12時ごろ起床。 起きた時のだるさが一切ないことに驚く。
①とにかく横になりたい感じがない
朝は気分がいつもはなげやりで暗いのにとくにいい意味でなにも考えていない。
いつもは立っていることがつらく歯磨きや洗顔が適当だが丁寧に磨くことができた。
②自分では思いつかないアイデアが浮かんで驚く
きれてからしばらくたった洗面所の蛍光管を毎朝見ては、また買い忘れた、すぐ
やれば忘れないから絶対今日やろう。すぐやろうとおもっては1か月たっていた。
しかし今日は買い忘れた、そういえば洗面所はほかにもハンドソープと洗顔料が
もうすぐなくなるから洗面所関係はまとめてメモにとろうと思い立ちメモする。
そんな簡単なことをいままで思いつかなかったこと、突然そんな考えが浮かんだこと
洗面所で必要な買い物がそんなにいくつもあったことなどに驚く。
③気持ちがゆったりしている。落ち着いている状態とはどういう感じなのか初めて知る。自分が実は落ち着いていなかったことに初めて気が付く。
普通の人はいつもこんなにゆったりした気分なのかと驚く。座っている時の感覚。
自分は落ち着いていると思っていたのが実は一度も落ち着いたことがなかったことに初めて気が付く。
④字が丁寧に書ける。別人の字に驚く。
いままでは丁寧にゆっくり書こうとすると余計間違えたり(カメラの手ブレの感覚に近い。)
この漢字はこんな字だったかなとか突然違和感をかんじたり、途中から
気持ちが焦って最後まで丁寧に書けなかった。(驚いていろんな単語を書いたので後日画像を載せたいと思っています。)
⑤夕方コールセンターに問い合わせ。相槌のタイミングがいつも相手の語尾にかぶってしまい一呼吸おいたつもりでもかぶってしまっていたのに自然とどのタイミングで返事をしたらいいのかがわかる。落ち着いたテンポで話せた。なんとなく不思議な感じ。
いつもは相槌のタイミングに気を取られてところどころ話の内容が入らない。
夜になって不用品の片づけ。
しばらくあれこれ作業をしていたけど
10時半ごろになってなにを捨てようか迷ったりがでてきてしんどく感じてやめた。
午前3じあまり眠くないので導入剤(ゾルピデム5mg)を飲んで布団に入った。
この1日は私にとっては驚きの連続でした。
自分がいままで感じてきた感覚がすべて違っていたこと。当たり前だった感覚
が普通でなかったことが初めてわかったからです。
一度も普通だった経験がない場合普通の感覚がどんな感覚なのかそもそも知ることができないんですよね、当たり前ですけれども。だから自分の感覚は普通の人と違うかもなんてそもそも思いつかないのです。医師からもらったADHDのパンフをよんでもこれって誰でもあることじゃない?くらいにしか思わなかったのもそのせいです。
つまり自分の不注意加減や落ち着きのなさにそもそもしっかりとした自覚がなく、普通の人も自分と同じくらいの加減だと思っているのです。(本当は全然度合が違うにも関わらず。普通の度合を経験したことがない為に比較しての自覚ができない)
うーん。ここの部分に関しては言葉での説明が難しいです。が。。。
だから、生活に支障をきたすレベルかどうかというのはとても大事な基準だと思います。なんでもそうですが生活に支障をきたすってことは度が過ぎるってことですから。
全体的にはしっかりした人が隣に付いているといった感じを受けました。
小学生時代毎日忘れ物を貸して助けてくれていた親友をふと思い出しました。
(この親友の話はまた後日書きます。私にとってとても大切な存在でした。)
自分だけどどこか自分ではないような感じ。
私は変われるかもしれない。。
1日目にして早くもそんな気がしていました。