無題のページがふさわしい。
記憶の中のあの人を思い出していた。
もう二度と会わないであろう人たち。会えない人。
思い出す瞬間は自分の心が無意識にシャッターを切った場面。
意図せず切り取られた瞬間。
時間が自分の意志とは関係ないところで切り取られることに
不思議を感じる。
世の中の色々な事は自分とは本当は距離があり、自分の意志とは関係が
ないのかもしれないね。
なんでも自分の思うとおりに操っていると思っていれば違っていて、
実際は自分の知らないところで色々なことが起きている深い海の底。
ただ、その深さを知らなくて足をばたつかせている。向こう岸に向かって。