SHIINBLOG

プロジェクトADHD ノビ子の挑戦

ADHDでも社会で上手に生きるために色々なアイデアをひたすら試すブログ。有益な情報交換の場になればいいなと思います。昨日よりもうまくいく1日に!http://www.adhd-world.com ご連絡はこちらまで!nobinobiko2@gmail.com

どんどん説明しよう!とおもった話。

いまはもう勤務していないのですが、、

放課後デイサービスに運よく入社できたのです。

なぜって。多分クローズだったから!ですね。

その時のちょっとした話。

 

「私ADHDです。実は薬も昼に飲まないと

 いけません。だまっててすいませんでした。」

  ↑勤務後、数か月でいう事を決意。

「全然わからなかったよー」

「わからないように演技していましたからね!!ハハハ!笑><(大丈夫そう。良かった^^)」

 

。。。。

 

「だけどそうだとわかっていたら、

  採用しなかったなあ!」

「どう扱っていいかわからないから。

 以前もそういう人が面接に来ても断ったんだ」

 

採用されない理由を。。

私は勝手に、、

「能力がないと思われているからだ」

 と勝手に決めつけていました。

 発達障害者は能力がないと思われていると。

 

でも違ったみたい。

それは私の勝手な思い込みであり。

 

実際はただ、、「よくわからないから。」

私が思っているほど理解や認知が進んでいない

だけでした。少し拍子抜けです。

 

そんな声を聞いてから私は自分の特性を

ちゃんと説明しようと努めました。

例えば、、「人の話をさえぎってしまう事」

1つについても。

 

①まず【謝罪・断り】

「そういう事が時々あります。ごめんなさい。」

 ↑悪気がなくても相手にはそう見えるならば

  大事かなと思うので。

②【説明】 

「相手の方を無視したり、軽視するつもりは

 全くないんです。

 ただ 「短期記憶が弱いせいか、自分の意見を

 忘れないうちに!と思うとどうしても焦って

 しまい喋ってしまいます。こんな風に説明。

 

そうすると、、、

「ええ?!!そういう理由なの!??へえー!(驚)!!」という返事が返ってきました!

 

その驚きかたに私の方が驚く!!(@@!

 

そして、その時に私が思ったことは。。

 

「ちゃんと相手に分かる様に説明する事なんだ。

  それがコミュニケーションの基本なんだ。」

ということ。当たり前ですが。。

 

「私にとっての普通」≠「相手にとっての普通」

ということです。

 

だけどこれがとても難しい!

自分の(ADHD当たり前)と普通の人の感覚の

乖離を把握できない場合がありますね!

 

発達は生まれながらのものなのでいわゆる

「普通の人の」感じ方を知らないで育ちますね。

自分と相手のはるかな隔たりに気が

付かないことが多々ある←服薬前の自分です。

※なんでも、できる。自分は何も間違えていないと思っていました。。><

 

どうしても、、自分の感覚を生きてしまいがち。

だけど、、相手からすると、、

 

言いたいことを忘れる前に言いたいとか

そういう発想は「皆無」だったり、、

「考えたこともない」なのですよね。。

 

言えば、そういう理由なのね!とかなり

びっくりされるということは。そうじゃないの?

 

普通の人とのずれは薬を飲んで気が付きました。

自分が薬を飲んだ意味はその時点で十二分に

あったと思います。

気づけたことが、本当に救いです。

 

何も言わなくてもわかってもらえるだろうと

いうのは大きな誤り。

TVやメディアは発達障害の一部しか

伝えていないのではないかなと思います。

出来ない理由までなんて掘り下げていない。

 

人は1人1人違う。

ADHDだと、、不得手なことは世の中に知識と

して広まっているかもしれません。

でも、、、

それが「なぜ?」なのか?は認知されてません。

 

だから、、「なぜ?」の説明を怠ってはならないと感じたのでした。。

大事なことは「なんで」を伝えることなのかな

と感じました。

・なぜ「人の話をさえぎるのか」

・なぜ「順番がまもれないのか」

・なぜ「すぐ忘れるのか」

・なぜ「処理ができないのか」etc。。。

 

そうしないと、、ただの「わがまま人間」

「マイペース人間」になってしまい、、

結果的に誤解されかねない>< 

 

できない理由を思うままに話してみると

意外と発達の特性というのは知られていないな

と「つくづく」実感したという話でした!!!

 

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