どんどん説明しよう!とおもった話。
いまはもう勤務していないのですが、、
放課後デイサービスに運よく入社できたのです。
なぜって。多分クローズだったから!ですね。
その時のちょっとした話。
「私ADHDです。実は。薬も昼に飲まないと
いけません。だまっててすいませんでした。」
↑勤務後、数か月でいう事を決意。
「全然わからなかったよー」
「わからないように演技していましたからね!!ハハハ!笑><(大丈夫そう。良かった^^)」
。。。。
「だけどそうだとわかっていたら、
採用しなかったなあ!」
「どう扱っていいかわからないから。
以前もそういう人が面接に来ても断ったんだ」
採用されない理由を。。
私は勝手に、、
「能力がないと思われているからだ」
と勝手に決めつけていました。
発達障害者は能力がないと思われていると。
でも違ったみたい。
それは私の勝手な思い込みであり。。
実際はただ、、「よくわからないから。」
私が思っているほど理解や認知が進んでいない
だけでした。少し拍子抜けです。
そんな声を聞いてから私は自分の特性を
ちゃんと説明しようと努めました。
例えば、、「人の話をさえぎってしまう事」
1つについても。
①まず【謝罪・断り】
「そういう事が時々あります。ごめんなさい。」
↑悪気がなくても相手にはそう見えるならば
大事かなと思うので。
②【説明】
「相手の方を無視したり、軽視するつもりは
全くないんです。
ただ 「短期記憶が弱いせいか、自分の意見を
忘れないうちに!と思うとどうしても焦って
しまい喋ってしまいます。」こんな風に説明。
そうすると、、、
「ええ?!!そういう理由なの!??へえー!(驚)!!」という返事が返ってきました!
その驚きかたに私の方が驚く!!(@@!
そして、その時に私が思ったことは。。
「ちゃんと相手に分かる様に説明する事なんだ。
それがコミュニケーションの基本なんだ。」
ということ。当たり前ですが。。
「私にとっての普通」≠「相手にとっての普通」
ということです。
だけどこれがとても難しい!
自分の(ADHD当たり前)と普通の人の感覚の
乖離を把握できない場合がありますね!
発達は生まれながらのものなのでいわゆる
「普通の人の」感じ方を知らないで育ちますね。
自分と相手のはるかな隔たりに気が
付かないことが多々ある←服薬前の自分です。
※なんでも、できる。自分は何も間違えていないと思っていました。。><
どうしても、、自分の感覚を生きてしまいがち。
だけど、、相手からすると、、
言いたいことを忘れる前に言いたいとか
そういう発想は「皆無」だったり、、
「考えたこともない」なのですよね。。
言えば、そういう理由なのね!とかなり
びっくりされるということは。そうじゃないの?
普通の人とのずれは薬を飲んで気が付きました。
自分が薬を飲んだ意味はその時点で十二分に
あったと思います。
気づけたことが、本当に救いです。
何も言わなくてもわかってもらえるだろうと
いうのは大きな誤り。
TVやメディアは発達障害の一部しか
伝えていないのではないかなと思います。
出来ない理由までなんて掘り下げていない。
人は1人1人違う。
ADHDだと、、不得手なことは世の中に知識と
して広まっているかもしれません。
でも、、、
それが「なぜ?」なのか?は認知されてません。
だから、、「なぜ?」の説明を怠ってはならないと感じたのでした。。
大事なことは「なんで」を伝えることなのかな
と感じました。
・なぜ「人の話をさえぎるのか」
・なぜ「順番がまもれないのか」
・なぜ「すぐ忘れるのか」
・なぜ「処理ができないのか」etc。。。
そうしないと、、ただの「わがまま人間」
「マイペース人間」になってしまい、、
結果的に誤解されかねない><
できない理由を思うままに話してみると
意外と発達の特性というのは知られていないな
と「つくづく」実感したという話でした!!!