ヘルプマークをつける理由
私がヘルプマークをつける理由。
席を譲ってもらう為でも配慮してもらう為でもない。
ただ気付いてもらうだけでいい。
こういう障害(アーレン症候群)があるという事。
医療用レンズやサングラスをかけて毎日を過ごす
障害者が街にたくさんいる事を知ってもらいたい。
虐められる子供や誤解される人が一人でも減ってほしい。
ヘルプマークをつけるかどうか迷った時期がある。
席ゆずってくださいって言ってるようで
自分の弱点を認めるようで最初は気が引けた。
しかし自分という枠を超えて考えてみる。
これをつけることにわずかながらも意味があるか。
障害者自身が変わらなければ、
積極的に発信しなければ
いつまでたっても世間の間違った理解や
無知が変わる事は多分ない。
健常者の障害に対するイメージや知識は
身近な障害者によってある程度つくられる。
私は友人に言われたことがある。
貧乏ゆすりがひどかったけど全然そんなことないよね。」
些細な出来事の一つ一つに意味や印象があるのだと思う。
あらゆる言動、行動が発信となり
どこかで意味を持つ時が来ると信じる。